2009年08月20日

沼と田畑の中の美術館(メタルアート美術館)

晴れた土曜日、目標をもたずに田畑ばかりの田舎道、車を走らせていたら印旛沼の
用水路脇に建つメタルを使用した、現代美術ばかりを一ヶ月の長さで展示する美術館に出会う
狭いけど面白い空間の美術館です。

ちょうど彫刻展が開かれていて早速入館、以前本で目にしたアートとはもともと現実とは異質のものだからを
思い出しあらためて作品を見る、この非現実的な美術館の空間に展示されている立体造形の数々の作品が
共鳴して創造した世界に見る人を導き入れる、そんな美術館がこのメタルアートミュウジアムである。

彫刻家に取材されている所に居合わせた私の耳には、彫刻の世界は空間に絶対的に存在するものを
作り出すものです、それはしゃべらないものに語らせる行為ともいえます。
ただの物質に命を与える仕事をしているのが彫刻家であると取材を受けられた彫刻家は話されていた。

私が小さかった頃、夏休みには工作の宿題があり、さてなにを作ろうかと思い庭にある古木を拾ってきて
彫刻刀で気の向くまま人形を作った記憶が甦り、私もこの古木に命を与えたのかなとこの話を聞いた時
思いました。誰でも一度はこの様な経験をしたのではないでしょうか

今後も人知れずひっそりとたたずむ美術館に出会えることを祈りつつ車を走らせ帰路につく。

                                             
                                                     A,T
posted by ART BOX at 09:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ■スタッフの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月17日

Ginza Gallery life: Sugimoto Hiroshi architectural works

8月末まで、東京では、建築関係のイベントが二つ行われます:「ARCHITECT TOKYO 2009、6つギャラリーによる6つの建築展」、と 「ARCHITECT 2.0、WEB世代の建築進化論」。後記は、フランス国立近代美術館(ポンピドゥー・センター)で、2011年に開催される「ジャパン・アーキテクト展1945-2010」を契機に、同センター副館長フレデリック・ミゲルー氏が日本の建築表現と社会状況の関係を探ろうとする展覧会です。


前期のARCHITECT TOKYO 2009は、国際的な舞台で活動する6つのギャラリーで、建築家による作品が紹介され、多様な表現の魅力と建築資料の保存の大切さが伝えられます。
参加ギャラリー:AOYAMA | MEGURO, TAKA ISHII GALLERY, TOMIO KOYAMA GALLERY, GALLERY KOYANAGI, TARONASU, hiromiyoshii

私は最初の訪問として、杉本博司の建築作品を見たくて、ART BOXの近くにある、GALLERY KOYANAGIを選びました。小柳ビルの8階まで上ると、珍しくエレベーターのドアーが開くと直接にギャラリーに入ります。コンクリートの地面と拡散された自然光はニューヨークのChelseaにあるギャラリーを思い出させます。今回の展覧会で、GALLERY KOYANAGI 所属の杉本博司と石上純也の作品が展示されています。
大判カメラで撮る長時間露出の写真で世界での好評を得た杉本博司は、今回、パネルや模型の形で建築の作品を発表します。その中で、特に、「直島・家 プロジェクト」が、杉本博司は日本人の古代の神への信仰を再現しながら、従来の神社建築の形式にとらわれない建築として、注目を浴びました作品です。

若手の石上純也の作品も新鮮さと発明性が溢れます。建築としてのテーブルのシリーズと「神奈川工科大学KAIT工房」の模型 (石上は、構造体として305本の全てが異なるプロポーションの断面と角度を持った華奢な柱)は刺激的です。

伊東豊雄は私の好奇心を呼んでいますので、次のお出かけはTOMIO KOYAMA GALLERYにします。

ART BOXによって出版された、安藤忠雄、黒川紀章(国立新美術館)、林年男(赤坂サカス)坂茂など、著名な建築家が掲載されているIn Japanシリーズの「現代日本の建築」vol. 1, 2, 3、と同シリーズの「現代日本の室内空間」を再読するきっかけです。

http://www.artbox-int.co.jp/publish/injapan.html




English:


Until the end of August, there are two architecture-related events going on in Tokyo: “ARCHITECT TOKYO 2009, 6 architecture exhibitions by 6 galleries and “Architect 2.0, the evolutionary theory of architecture on the web generation”. The second one is organized as a momentum of “Japan Architects: 1945-2010” that will be hold in the Georges Pompidou Center (Paris) in 2010, by the vice-president Frederic Migayrou, to explore the future of architecture in our high-tech and internet-managed contemporary society.

“The sweeping away of grand legitimating principles, the secularization of traditional Japanese culture after the war, provided the foundation for a new contemporaneity, a new conception of time in which the Japanese identity seems to be expressed through the continual transfiguration of the present.”
Frédéric Migayrou



For the first one, “ARCHITECT TOKYO 2009”, six internationally active galleries (AOYAMA | MEGURO, TAKA ISHII GALLERY, TOMIO KOYAMA GALLERY, GALLERY KOYANAGI, TARONASU, hiromiyoshii) are participating and exposing the works of topical contemporary architects.

I chose to visit GALLERY KOYANAGI for a start, and as it is not far from Art Box. When taking the elevator to the Koyanagi Building to the eight floor, the doors open right in the gallery. The concrete floor and the diffused daylight made me remember of Chelsea (N.Y.) art galleries. Exhibited are the works of Hiroshi Sugimoto and Junya Ishigami, both belonging to the gallery. Hiroshi Sugimoto, whose 8×10 large-format camera and extremely long exposures have garnered a reputation as a photographer of the highest technical ability, presents here his architectural works. Worth of attention is "Appropriate Proportion", project of Renovation of Gooh shrine, Naoshima, Kagawa prefecture, for which he re-invents the traditional temple architecture.
Junya Ishigami’s models of KAIT workshop at the Kanagawa Institute of Technology, completed in 2008, are also on display. Part of the university's campus redevelopment project, the workshop features 305 structural pillars, each with cross-sections and angles of varying proportions. I liked the inventiveness and the freshness of his work.

Next excursion will be TOMIO KOYAMA GALLERY because I am curious about Toyo Ito’s work.

Good occasion to re-open Art Box “In Japan” series, with its three volumes of architecture “Contemporary Architecture in Japan” with, amongst many others, some well-known names such as Ando Tadao, Kurokawa Kisho (the National Art Center, Tokyo), Ban Shigeru, Hayashi Toshio (who worked on the recently opened Akasaka Sacas), and also from the same series, “Contemporary Interior Space in Japan”.

http://www.artbox-int.co.jp/publish/injapan.html

(L.A.)

posted by ART BOX at 17:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ■スタッフの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

流れ星!?

皆さんは「ペルセウス座流星群」を見ましたか?
今年は8月12日の夜から翌日13日の未明までが極大でした。

私は見ましたよ!流星群!
すぅ・・・っと流れる感じで。ひとつだけですが。
その頃、私は病院で点滴を受けながら朦朧としてましたが。
自信はありませんが、見ました!

たまには天体観測もいいですね。
今年のしし座流星群は「半流星嵐」になるとのこと。今回見逃した方は是非。

写真は流れ星を激写しようとして失敗した普通の夜空です。
DSC00297.JPG
TK
posted by ART BOX at 13:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■スタッフの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月11日

モノクロ写真には、純黒、冷黒、温黒!

ARTBOX MOOK シリーズのARTBOX vol.3 「Photography」がもうすぐ刊行されます。
様々なジャンルの、様々な表現方法の、写真家揃いです。
個人的には、動物が好きなので、どうしても、動物を扱った写真に目がいってしまいます。

オールカラーの写真集です。
モノクロの写真も何点かありますが、4色で表現しています。
モノトーンの写真にも、色味があり、魅力があります。
(皆様、ご存知と思いますが、ほとんどの印刷物は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を使って作られているのですよ〜。)
photography-h1.jpg
社内の人に教わりましたが、モノクロ写真の色には、3種類あるそうです。
純黒調(ニュートラル)
冷黒調(ブルーブラック)
温黒調(ブラウン色がかった色調)
そういえば、絵の具や、マーカーのグレーにも、ウオームグレイとクールグレイがありましたね。
photography-h4.jpg
ARTBOX vol.3 「Photography」の発売を楽しみにお待ち下さいませ。
ART BOX international 出版のご案内は、こちらからご覧いただけけます。
posted by ART BOX at 10:28| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■スタッフの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月04日

人生に乾杯!

梅雨が明けたのに、じとじとしていて、うっとおしい季節です。

 この間見た映画で、「人生に乾杯」 という映画があります。
テレビの宣伝で見て、なんとなく気になり見た映画でしたが、
淡々とした中に、人間の哀愁や生きてゆく知恵があり、
最後はかわいそうと思いきや,のどんでん返しで終わります。

 ストーリーは、老いた夫婦が年金が少なく、生活苦に陥り、
妻の大事なダイヤの指輪を質屋に入れるが、夫はそれを取り
戻すために銀行強盗に入るが、次第に妻も共感し一緒に
犯行をし始めます。
 しかも、それはハンガリーの話で、年金が大変なのは日本
だけではないのだなーと感無量。

 シナリオがしっかりしていて、地味ですが良い俳優を使って
いて、人がどういうところで喜怒哀楽を感じるのか?というのを
心得ています。
 観客がどれだけ共感できるか・・・映画は外に向けて開放し、
多くの人々に共感を誘導するものだと思います。
絵画は逆に自己を見つめ、内部に入り込んで出てきた表現
だと思います。

 映画的発想でゆくと、多くの人々へのアプローチのひとつとして
出版があり、擬似体験として、見た人は受け止めてゆきます。
 個展は、むしろ演劇のシアターのイメージだと思います。
そこに来た人々に、メッセージを送るからです。

自由な世の中、表現の仕方は色々ありますが、、
良いものを人々に、という基本姿勢が大事だと思いました。
                              
                             Y.H
posted by ART BOX at 10:53| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■スタッフの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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