2008年05月07日

青梅だより

連休中の青梅の空模様は、曇のち曇、小雨もぱらついて。
そして、雲間から一刷毛光が差し込んで。6日は一日中快晴でした。
山の緑は、弱気になったり強気になったり、印象を変えています。

その空の下、緑を縫って山を下りてくる人たちがいます。
我が家から北へ15分、柚木という山際の知に御嶽山の山稜を
下って来る人たちが目立って増えてきました。
そこにかつて、ここに暮らしていた作家・吉川英治の住居があります。
現在、吉川英治記念館として広く公開されています。

館内には、英治の業績を伝える「宮本武蔵」や「新平家物語」の
直筆原稿、文献類が数多く展示されています。
二千坪。庭園はよく手入れされていて、四季の草花が彩りを変えてゆきます。
この季節、クマガイソウ、キンラン、ヤマテッセンなどが咲きほころんでいます。

縁を得て、版画を業とする妻が五年来
この草思堂庭園の草花を作品化させていただいております。
館のご厚意で4月末から23日間、作品展を催すことになりました。
それらの花々をはじめとする彼女のこれまでの作品。
書籍の挿絵、レコードジャケット、TVアニメ等を展示しています。
5月18日まで開催中です。

土曜日のこと、アートボックスの淑女の来館を仰ぎました。
妻の喜びはさることながら、何故か私の感動はひとしおでした。
森さんの下駄の音が奥多摩橋の上をカランコロン
金森さんの柔らかな笑声、辻さんご夫妻の大人のご挨拶が
5月の風に乗り。遠路はるばる有り難うございました。

吉川英治記念館
http://www.kodansha.co.jp/yoshikawa/index.html
posted by ART BOX at 19:14| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | ■スタッフの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

写真展「逢いたくば−ブラジル移民百年の肖像」

aitakuba01.jpg

今年は日本・ブラジル交流年。1908年に始まった日本人ブラジル移住は、2008年6月18日に100周年を迎えます。
遠いブラジルの地に渡り、開拓し、根付き、世代をつないできた多くの日系移民。その数は、現在140〜150万人といわれております。
そんな日系の方々の姿を、丹念にファインダーにおさめてきた写真家・八木仁志さんの写真展「逢いたくば−ブラジル移民百年の肖像」が、東京ミッドタウン・富士フイルムフォトサロンで開催されました。

満面の笑みを見せてくれる人、どうしても笑顔になれない人。
後者に対して「笑顔を引き出せないのが残念だった」という八木氏の言葉がありましたが、いずれもありのままの素顔です。
そしてそこにこめられた異国で生きることの厳しさ、苦しさ、楽しさを想像せずにはいられない展覧会。しかしほとんどの方が素敵な笑顔を見せてくれて、“人の強さ”を感じさせてくれました。

この写真展、残念ながらすでに終了しております。
が、今後も各地をめぐり開催される予定ですので、是非チェックしてみてください。
◆2008年5月9日(金)〜15日(木) 富士フイルムフォトサロン大阪
◆2008年5月25日(日)〜30日(金) ART BOX ギャラリー
◆2008年6月19日(木)〜29日(日) ブラジル・パラナ州マリンガ
◆2008年7月22日(火)〜27日(日) 相模原・ギャラリースペース游
etc.

〈逢いたくばプロジェクト〉http://www.aitakuba.com/

また、これらの作品を収めた写真集は、ART BOXから刊行されています。
http://www.artbox-int.co.jp/cgi-bin/database/database.cgi?cmd=dp&num=12728&Tfile=Data&dp=book.html
posted by ART BOX at 10:25| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | ■スタッフの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする