2008年02月28日

桃の節句に寄せて

春めいて来たのに、まだまだ寒さが続く今頃、暦ではもうすぐ三月三日のひなまつりです。別名を、桃の節句とも言いますが、本来「節供」と書き表し、季節の変わり目に神様に供物を捧げて、身の安泰を守るという、古代中国から伝わった風習だそうです。 

日本では、草木や紙で、ひとがた(形代・かたしろ)を作り、身の災厄をこれに移して水に流す「流し雛」は、その名残りでしょう。雛はひいな」とも呼ばれ、ちいさくてかわいいという意味だそうです。
平安時代には、この人形で女児が遊ぶ「ひいな遊び」がありました。
そして江戸中期になって、節句を「ひなまつり」と呼ぶようになったそうです。

初期の雛人形は、素朴な紙製の立ち雛でしたが、やがて技術が進み座り雛が登場します。これには、「室町雛」「寛永雛」能面のような顔だちの「享保雛」「次郎座衛門雛」「有職雛」、江戸中期に生粋の江戸生まれの「古今雛」が生まれ、現在の雛人形へとつながっています。

さて注目のひな人形ですが、昔は左を尊いとするところから、向かって右に男雛が座っていたそうですが、今日では向かって左になっており、昭和天皇の即位式にならったといわれています。

また、お嫁に行くときに男雛だけを持参し、嫁ぎ先で女雛をあつらえたということもあったそうです。

今日では、美術工芸品としての価値が高く、段飾りの雛人形よりも、二体の内裏雛だけのスタイルも人気が高く、さらに立ち雛も豪華で人気があるそうです。

桃の節句になると普段は疎遠な・おんなごころ・もくすぐられるから不思議です。先日、近くのお屋敷の雛人形を拝見させて頂いたとき、内裏雛のあまりの美しさにうっとり致しました。

最近、人形の編集をしているせいか、興味深々。今年は、各地にあるヒナ人形を拝見しに、山縣の豪商の雛人形や京都の宝鏡寺などへ行ってみようと思っています。

皆様もこの季節とともに、端午の節句を含み是非、日本古来の伝統美に浸ってみてはいかがでしょうか? Y.H.



 
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2008年02月27日

2月、3月は卒制シーズン

先週の土曜日、東京工芸大学と日囈写真学科選抜展を見に
六本木まで行ってきました。
工芸大の卒制会場に着いたのが12時前で、なんと気がついたら5時近くに!
時間を忘れるくらいボリュームもあったし、とても内容の濃い展示でした。
最近、自主制作アニメーションなどが流行ってるからなのか、
映像作品が多かった気がします。
次に東京ミッドタウン内のFUJIFILM SQUARE内の日囈写真科選抜展へ。
高校時代の友人の作品が展示されていたので、凄く嬉しくなりました!
写真も彼女の優しい性格がそのまま写し出されているみたいで、
あぁ変わってないなぁ…としみじみ。
充実した気分のまま、春一番の強風に煽られながら帰路につきました。

やはり学生の作品、というのは自分のやりたいことが
ハッキリとしていてパワーがあるので、元気をもらえますね!
自分ももっと頑張らなくては、と思います。
まだ大きな卒制が残っているので、学生のパワーをもらいたい!
という人は是非、足を運んで見たらいかがでしょうか。
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2008年02月25日

石田淳一さん

先日、銀座洋協アートホールで「FIELD OF NOW」という展示を観てきました。大河原愛さんや吉川龍さんといった将来を嘱望される若手が参加しているとあって、以前から楽しみにしていました。実際に良い展示でした。それぞれに違った持ち味と作風があり、技術的にもレベルの高い仕事をしているな、と思いました。アイデア一発勝負や人真似がなく大いに刺激を受けました。

会場で出展者の石田淳一さんに会いました。石田さんは白日会を中心に写実的な作品を発表しています。昨年の夏、銀座の某画廊にお邪魔した際、オーナーのNさんから「若くて面白い作家がいるんだけど」と一枚の絵を見せてもらいました。8号程度の特に派手でもない小品でしたが、瓶の汚れや液体・空間などとても緻密に、的確に表現されていました。力のこもった良い絵でした。

石田さんは20代なかばですが人柄も良く、先輩画家たちの仕事を研究している様子でした。今をときめく有名作家から比較的マイナーなベテラン・新進のことまで、良い仕事をしている作家のことにはよく知っていました。流行ものを追いかける軽薄さもなく謙虚で、話をしていてもとにかく良い絵が描きたいという固い意志が伝わってくるようでした。こういう人が経済的・時間的な制約に負けず描きつづけ、やがて美術界を担ってゆくのだろうな、と思いました。

今回、石田さんはお母さまを取材した人物画のシリーズを出展していました。技術的なことだけでなく、動き生きている人間を描くことの難しさ・モデルに向き合う姿勢・静物画との違いなど、作品を前に直接話を聞いてこちらも勉強になったし刺激も受けました。来月には六本木で初めての白日会展が控えています。ひとつ楽しみが増えました。
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2008年02月19日

最近の東京の空

去年からデジタル一眼カメラを使い出して、最近ふと思ったこと。
「最近の東京の空って、やけに青くありませんか?」
東京に長くいると、冬場ぐらいしか抜けるような青空を見ることができないが、なんか今年はやけに青く感じる。
ただ単に、いままであまり空の色を気にしてなかったのが、写真を始めたことで相当気になってるのかも知れない。
そういえば「現代日本の衣匠Vol.2」が刊行されてから、銀座界隈で和服屋や和物のお店が目につくようになった。
現代日本の陶芸Vol.2」が刊行されると陶芸のお店が銀座に増えたように感じるのかも。
でも、やっぱ気のせいでないような。
「最近の東京の空って、やけに青くありませんか?」

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現代日本の陶芸vol.2出版記念展

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2/24日からART BOX In Japanシリーズ『現代日本の陶芸vol.2』の
出版記念展が開催されます。

現代の陶芸シーンを網羅できるこの1冊。
人間国宝の巨匠から現在活躍中の陶芸家の作品が掲載されており、
ご好評をいただいたvol.1に続き、非常に見応えのある書籍です!
是非お手にとってご覧いただければと思います。

当展覧会では、掲載作家の作品を一部展示、販売致します。
紙面で見る陶芸の美しさを、ギャラリーにいらして実際に感じて
みてください。

詳しい展覧会情報はコチラ↓
http://www.artbox-int.co.jp/seek/index/p0088_index.html
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2008年02月15日

人、衣匠、表現様々、、、

昨年から、ヨガを始めました。

硬くなりつつある、身体、心、頭をほぐしたいと、思いつつ。
ヨガ初心者でも、ついていけるクラスでスタートしましたが、
たまに、周りを見渡すと、(私の中では)ありえないポーズで、皆立っていたり。
自分だけが、違うカタチでいることも。

インストラクターは、モデルもしていた美人の優しい方で、
カタチだけのポーズの追求ではなく、『愉しむヨガを続けてほしい』と。
同じことをやっていても、受け取り方も、表現の仕方も、人それぞれでいいんだ、と思えるようになりました。

心地よく過ごす空間と時間が、私にとってのヨガなのかもしれません。


さて、2月11日から、「現代日本の衣匠」vol.2の出版記念展が、ギャラリーで行われています。
11日のオープニングパーティには、たくさんの掲載作家の方に、参加していただきました。

もともと、糸、染め、織りが好きで、染織関係の工房、展示はよく行きますが、
今回の企画で、糸、布、衣の表現の多様さに、驚きました。

伝統的な織りから、
たて、よこに留まらず、宙に広がっていく、ファイバーアートの作品。
ギャラリーは、今、鮮やかな空間になっています。

17日からは、「現代日本の衣匠」vol.2 出版記念展 PART.2が、始まります。
ぜひ、「衣匠」の空間を、体感してみてください。

 スタッフ MR

「現代日本の衣匠」vol.2 出版記念展 
http://www.artbox-int.co.jp/seek/index/p0087_index.html
posted by ART BOX at 14:14| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | ■スタッフの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月13日

「光の館」

早くも2月中盤です。

少し前の話になりますが、新潟県十日町にある「光の館」に行ってきました。カリフォルニア州のアーティスト、ジェームスタレル氏が谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」(食器照明、変質的にも思える家屋へのこだわりが綴られた作品)より構想のヒントを得て設計されたゲストハウスで、宿泊出来る作品として人気を集めているようです。時間帯によって明度が変化する照明や開閉する天井等々細かなこだわりが詰まってます。
しかし、ざーっと館内を堪能するともうやることがなくなり、あいにく嵐の様な豪雪のため、「絶対に外に出るな」と管理人にも釘をさされていたので結局は酒か、と昼から新潟の地酒をぐいぐいと空にして、なんだか友達の家にいるような感じになって早々に就寝。一体なにをしにきたんだろうか。と思う反面、贅沢な休暇だった気もします。大人数で行くとリーズナブルです。
posted by ART BOX at 11:59| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | ■スタッフの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月10日

やっと…2月PC壁紙、アップしました!

200802.jpg


皆様、PC壁紙をお待ち頂いていた皆様、本当にすみません。。
遅れてすみません。

二月はもう半分に近いのに、今頃やっと今月の壁紙アップしました!

遅れましたがどうか使ってやってください!!


というか、何故こんなにも遅れたかと、vistaのせいです。

先月末に、既存のPCがうなり声をあげてきたので、ニューPCを買いました。vistaです。

それから毎日、ほとんど毎日、格闘しています。?p???`
システムが変わったってだけでもちょっと分かりにくいくせに、今まで使ってた全機能(ソフト)が無くなって四苦八苦してしまいました。

CPUとかは明らかに多いので、だいぶ作業能力はいいんですが…
今は諦めて、XPとvistaつないでなんとか頑張っています。
使い勝手のいい愛PCになるまでにはまだまだかかりそう…。

いやー、
これでちゃんと慣れてきたら本腰入れてHP作り変えます!

はー?o?b?h?i???????????j


引越しも大変だけど、PCの引越しも同じくらい、いや、それ以上exclamation&question大変ですねー?_?b?V???i?????o???????j
posted by ART BOX at 04:45| 東京 ??| Comment(0) | TrackBack(0) | ★円ミズキの雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月06日

名跡を継ぐ。

2007年末から2008年にかけて、日本画の巨星が相次いで鬼籍に入られた。高山辰雄、そして、今年に入って片岡球子の訃報が飛び込んできました。画壇の先頭に立ってきたお二人、心からご冥福を祈るばかりです。また、日本画の世界に限らず、洋画や書道などでも昨年は巨星の旅立ちが相次いだ一年だったような気がしました。

今月下旬に刊行予定の「現代日本の陶芸vol.2」の最終のゲラを見て、おもわず目を疑ってしまう名まえを見たのはそんな時でした。山田常山というお名まえ。私は、8年ほど前に銀座の和光で個展をされていた山田常山先生にお会いしたことがあります。アルチザンとしての緊張感、アーティストとしての緊張感がみなぎっていたお顔の印象が忘れられません。たしか、先生はお亡くなりになったのでは・・・、と思案して、ふと我に返りお名まえを継いだ方、四代目だと思い出しました。酒井田柿右衛門先生にいたっては十四代目。名跡を継ぐことは、ご本人にとっては大変なことかと思いますが、いちファンとしては、いつまでも残っていて欲しい名まえであります。

本書は今月下旬刊行予定です。現在に生きる匠の技を、先人たちに思いを馳せつつ眺めるのも一興かと思います。
posted by ART BOX at 10:38| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | ■スタッフの日誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする